ハイブリッド待ち箱に鉄製台のような管理のしやすさと安定した土台になるような仕組みを組み込んでみました。2つタイプ違いを作ってみました。まだまだ改良の余地がありそうですが大体の形は出来上がりました。

ちょうど良いサイズの余尺丸太があったので、内径を巣枠と同じサイズになるように製材してコーキングとビスで再度組み上げて作ります。中は丸ではなく角になりますがミツバチも嫌がらないと勝手に想像しています。

巣門を別途取り付けるものと、穴タイプとし底板の部分には巣門になる隙間を作ってみました。巣門は多くても何ら問題はないので後はミツバチにどっちが好みか判断してもらうつもりです。先週作った没ネタハイブリッドには直径10mmの穴をいくつか掘ってみたのですが、結構出入りするミツバチが多くなんか可愛いなと思い、もう一台のハイブリッド土台には、少し小さい8mmの穴を掘ってみました。

上部に巣門枠を置いてみましたが、これだと丸太土台にしかならないかなと思い今回は却下。やっぱり入り口は丸太側にしたい願望が少しあります。構造上4面巣門にするのは若干面倒だったので今回は前後2方向の巣門になります。底板が引き出しになっているので中の撮影もできるはずです。

底板を引き抜いてスマホを入れて撮影してみるとバッチリのようです。製材後の巣門のバリは取らないとミツバチが嫌がるかもしれません。入り口が毛羽立っているとカンナ掛けという行動をしてバリを削るそうです。余計な仕事や気に入らない原因にもなりかねないので気をつける必要がありそうです。

土台と丸太土台の間にはやはり薄い板を貼り付け、アジャスター代わりにして地切りしています。直接底板が触れているわけではないですが、濡れたままだと土台が腐りやすくなったりカビが生えたりと問題が発生すると思うので地切りは絶対やっておきたいですね。底板もわざわざ出していますが、実際のところ出す必要はないと思っています。鉄製台も全面の底板が出ていますが雨が降るとビショビショになり基本ミツバチ達には無用の長物という感じです。後日カット予定。

早速、工場のミツバチ群のところにセットしてみました。同じ場所に鉄製台の待ち箱を置いていましたが、撤去入れ替えとし新たなハイブリッド土台の性能を見てみたいと思います。鉄製台と比べてやっぱり自然に馴染むというかミツバチに好んでもらえそうな風合いをしており結構気に入っています。後は、自然巣に負けない魅力があるかどうかはミツバチに判断してもらいたいと思います。