リフォーム工事に合わせてペレットストーブの設置依頼をいただきました。リフォーム工事が始まっていましたが内装の解体直前にお邪魔させていただきました。設置位置を検討し排気管の仕様は内壁の筋交や間柱位置が分かり次第決めることにし、内装下地ができる頃に保護部材の差し込み工事に伺う打ち合わせをしました。

後日、内壁厚や筋交等の位置確認に伺いました。筋交が右上がりで入っていることが確認できたので、干渉しない標準管の屋内立ち上げにすることにしました。コーナー設置の場合は筋交がちょうど干渉してしまう場所に入っている事が多く、海外製の排気管を使用する事もあり今回は標準管で施工できそうです。

リフォーム家屋の間柱や柱は痩せている事が多く、105角でも数ミリの誤差が出てしまうため現地で微調整し壁が盛り上がってしまわないように既存の壁厚に合わせて調整します。壁の立ちなども若干狂いが出ているので、枠材を削り、板胴縁が盛り上がらないように現地で削りこんで調整しました。木枠を取り付け、断熱材をカットし気密テープでしっかり補修します。

外装塗装が終わり足場の撤去作業が完了したと連絡があり本体設置工事に伺いました。保護部材周りもしっかりコーキング&塗装もされており雨水の侵入も確実にシャットダウンできそうです。余尺をカットし排気管を接続していきます。

内装も綺麗に仕上がっており屋内立ち上げ排気管を取り付けていきます。コンセント位置も問題なく予定通りです。

本体を接続し位置の微調整を行い、アジャスターを調整し本体のグラつきが無いように調整します。

カバーを取り付けて設置完了です。今回はシーズン終わり頃の設置となったので、取説はシーズンに入る前にあらためて訪問することになりました。