今回は、私の自宅に設置した山本製作所『禅』の設置事例です。このペレットストーブの設置仕様はほぼ薪ストーブと同じ施工になります。排気管はφ150の薪ストーブ用の煙突を利用します。遮熱壁の設置は義務はありませんが、今回は設置する際に施工しました。将来的に一階の天井を一部吹き抜けにして煙突を二階から排気する予定なので、窓を一枚開けた状態にして板壁を設置してそこから排気を取ることにしています。(壁に穴を抜くと補修が必要になるため)
禅の特徴
- 広い天板で煮炊きできます。ペレットストーブ業界で最大サイズ。
- 輻射熱タイプでポカポカ暖かい。薪ストーブと同じ原理。
- 自動着火とタイマーがあるので、朝起きたらすでに部屋が暖かい。
- デザインと山形鋳物で形成された本体の重厚感が素晴らしい。
炉台はサイディングボード15mmを炉台の形に敷き込み、その上にタイルを貼りました。遮熱壁もサイディング下地にレンガタイルを貼っています。
サッシを開けた状態にして、そこに板壁(メガネ石の厚み分)を作りそこに排気穴を通す仮設置です。仮設置や賃貸物件など壁に穴を開ける事ができないお宅でよく使う施工方法です。今回は煙突を二階から出すための吹き抜けを作る時間がなかったのでこの仕様です。