南小国町立南小国中学校にエディルカミン・ミクロンを5台設置頂きました。今回の設置工事で採用したミクロンは、薄型で場所を取らない上に、上面排気ができ、壁との隔離距離を最小限にすることができるという事で提案をさせて頂きました。中学校となると1クラスの人数が40人ほどになり、教室に設置できるスペースが限られている事が問題でした。教室後部まで机が並んでおり、ボックスタイプを置けるスペースが確保できない事が薄型を採用する大きな要因になりました。

エディルカミン・ミクロン

設置が完了したストーブから、試験燃焼&パラメーター設定の変更を行い、塗装焼きも兼ねて、連続運転させて燃焼チェックを行きます。

排気管ガード

いつも通り、サッシのガラスをアルミパネルに交換し、そこから排気を取り出す方法で施工しました。薄型のため、本体は転倒防止の金具で壁と連結します。

横引き延長

今回は、台数は5台と少なめですが、薄型のストーブで搬入や取り付けに時間がかかるので、6人で設置工事を行いました。工期は2日間です。

ハースゲート

上面排気で、排気管が手に触れる場所に出てくるため、排気管ガードを設置して、生徒さんが火傷などをしない様に安全面に考慮しています。今回は、ハースゲートも採用しています。

南小国中学校

屋外から見ると、排気管を横引きしています。少しでも外壁を汚さない様にできる範囲ギリギリまで伸ばしています。ヨーロッパの機種は、火力に応じて排気ファンの回転数が変わるので小燃焼時に軒を汚してしまう恐れがあるのでできるだけ排気を延長することが望ましいです。