イタリアのラミノックス社製ペレットサウナストーブVENEREの取り扱いを始めます。サウナブームが始まった数年前から無電タイプが国内に入ってきており、気になっていた機種でした。西日本ではまだ流通が少なく、電気式が国内に入ってくるまで取り扱う時期を探っていました。今回、長野から輸入販売元のエコレットカンパニーさんが実演機を持って弊社までお越しいただく機会があり、実際に電気式のペレットサウナストーブを体感することができました。そして実用に足る機種と判断しサウナハウスを作ることにしました。九州で実演可能な販売店に一番乗りです。

無電式は通常の薪ストーブと同じように燃焼するために煙突が必要ですが、ペレット自体は自動供給になるので着火のみ手動で開始し、後の火力調整はストーブの設定で自動運転する仕組みです。Maticは通常のペレットストーブと同じように電源と排気管が必要ですが、自動着火やタイマー、火力調整はリモコンでワンタッチです。消費電力は着火時300w程度で通常運転中は100w程度ですので、ポータブル電源でも問題なく連続運転することが可能です。もちろん一般家庭にある100vコンセントから使用することも可能です。
Maticの特筆するポイントは2つ。基本的に6kw出力で出荷されていますが、より火力を上げるためにパラメータ設定を変えることで6、9、11kwの出力調整ができます。6kwあれば10㎥タイプの4人仕様で十分な出力ですので、より大きな部屋をサウナ室にしたい場合などに調整可能です。もう一点は、ロウリュができることです。薪や高出力タイプの電気式ロウリュサウナと全く引けを取らない蒸気を出すことができます。炉内の中で実際にペレットが燃えているので火力も十分。サウナストーンの温度も申し分ありません。Maticであれば暖機運転から使用後の乾燥まで自動運転可能でサウナの使用量も一段と増えるでしょう。電気式と薪のいいところ取りでロウリュから余熱運転までお手の物です。ちなみに暖機運転には1時間ほどで室温80℃程度まで上がっていました。ロウリュをすると一気に湿度が上がって汗が吹き出る状態になります。サウナストーンがジュワーっと蒸気を出しながら出す音を聞きながら楽しむことが出来ます。薪を運び焚べる手間もなく、電気式のような大掛かりな電気工事も不要でロウリュサウナを手軽に楽しむことができるでしょう。

2機種とも取り扱いはできますが、今回の移動式ペレットサウナを製造するにあたり、Maticを採用。ペレットを製造しペレットストーブの販売も行っているので、駆動原理もパラメーターの変更などもお手の物。やはりポータブル電源を活用した移動サウナを作りたいと思います。サイズ的に1t車の荷台に乗るサイズにし、イベントなどで出張サウナを出店できるようにします。無電式同様にMaticにも燃料タンクがあります。基本的に燃料タンクは屋外にでる形ですが、小部屋を作って制御装置とタンクスペースを確保すると良いですね。

サイズにどうしても限界があり、今回の移動式はこの形で決まりました。小国杉を贅沢に使ったペレットサウナを作りたいと思います。燃料も小国杉なんてまさに小国杉サウナと言っていいでしょう。もちろん小屋の材料も弊社製品を使い弊社で組み立てを行います。ベンチとスノコは小国の桧を使用したいと思います。

4人使えるギリギリのサイズ感。移動させないならもう少し広く作りたかったのですが、体感してもらうにはこれがベストでしょうね。部屋のサイズも9㎥くらいで6kw出力で十分な温度になるでしょう。本来なら燃料タンクは建物より外につけると室内を広く使えて良いのですが、荷台サイズに収めるので室内側に本体が押し込まれています。庭や屋外に設置するならもっと余裕のある設計で小屋も作成できます。自社での一環製造でかなりコストも抑えて販売できると思います。
