森林セラピーの効果
九州大の綿貫茂喜教授は4年前、熊本県小国町で特産の小国杉の効果を調べています。
小国中学校の1年生3クラスで、それぞれ新品の杉材、新品の合板材、古い合板材の机と
椅子を4か月間使用してもらい、免疫機能を比較した。新しい杉材を使った 1組では、免疫
機能の指標となる唾液中の免疫グロブリンAの量が3か月後に、他の2クラスに比べて約3
割高まっていた。実験中の2月には、インフルエンザが流行したが、1組の欠席者は延べ
4人だけで、他のクラスの同30人、同61人に比べ群を抜いて少なく、新しい杉材の効果
が確認された。綿貫さんは「新品の杉材を使った教室では、揮発成分(フィトンチッド)の
濃度が高かった。木製品とふれあうことで、免疫力を高めることができるかもしれない」
と話しています。



