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小国杉


良質な親木の性質がそのまま伝わる挿し木苗の植林方法をとっており、山全体が均一の性質を持つ。小国杉
この管理法には250年もの歴史があります。強靭な材で、台風などの災害にも強く折れにくいことで有名です。
特有の粘りと艶があり、建築や家具などに多く使用されています。

また樹齢50年~80年のスギは建物の骨格に使われる材木として最適で、しかも小国杉は有機酸の放散が少なく、
木材特有の調湿機能や窒素酸化物の除去能力にも優れていることがわかっています。

 九州のほぼ中央に位置する小国町、南小国町地域に植林されている杉材を小国杉と称しています。
標高400m~800mほどの山間寒冷地帯で夏は涼しく冬は厳冬で-5℃以下になることがあり雪もあります。
平均気温は13℃と低く年間降雨量は2500mmと多い。この環境が小国杉育成に大きく関わっています。

小国杉小国杉小国杉

 

森林セラピーの効果


九州大の綿貫茂喜教授は4年前、熊本県小国町で特産の小国杉の効果を調べています。森林セラピーの効果
小国中学校の1年生3クラスで、それぞれ新品の杉材、新品の合板材、古い合板材の机と
椅子を4か月間使用してもらい、免疫機能を比較した。新しい杉材を使った 1組では、免疫
機能の指標となる唾液中の免疫グロブリンAの量が3か月後に、他の2クラスに比べて約3
割高まっていた。実験中の2月には、インフルエンザが流行したが、1組の欠席者は延べ
4人だけで、他のクラスの同30人、同61人に比べ群を抜いて少なく、新しい杉材の効果
が確認された。綿貫さんは「新品の杉材を使った教室では、揮発成分(フィトンチッド)の
濃度が高かった。木製品とふれあうことで、免疫力を高めることができるかもしれない」
と話しています。